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概要

広報えびな 2015年3月1日号

災害に強く、安全・安心なまちづくりを推進するため、市では「海老名市災害対策基本条例」を制定し、ことし1月1日に施行しました。この条例には「市民」「事業者」「市」の役割を明確にし、連携して災害対策に取り組むことを明示しているほか、災害対策の基本事項を規定しています。ここでは、条例に記載されている「自助・共助・公助」と「避難行動要支援者の支援」を中心に、条例の概要を紹介します。平成26年10月6日、台風18号の影響で冠水した市内の道路海老名市災害対策基本条例・前文海老名市の市域は、過去度々発生した大規模な地震、火山噴火などの自然災害に見舞われ、甚大な被害を被ってきたが、先人たちの努力によって復興し、現在の美しい農地や活気のある市街地を形成するに至っている。これらの復興は住民が自らを守る自助及び共に助け合う共助並びに当時の行政体による公助がそれぞれの役割と責任を全うした結果であり、こうした災害対策の基本は歴史を超えて今も同様である。今、懸念される大地震や異常気象による風水害をはじめとした各種の災害対策にも市民及び事業者が自らを守る自助と互いに助け合う共助の精神及びそれに沿った具体的活動が必須であり、市民、事業者による自助及び共助に関する具体的な規範を示すとともに、これらを調整しながら海老名市が行う公助の基本姿勢を明確にし、自助、共助及び公助の相互関係を明らかにして、より有効な災害対策を展開するためこの条例を制定する。危機管理課?(235)4790~海老名市災害対策基本条例を制定~役割を明確に「市民」「事業者」「市」の広報えびな2015年3月1日号2