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概要

広報えびな

広報えびな2 015年10月1日号6西口地区の価値を最大に生かすために 海老名駅西口開発の話は30年ほど前からありましたが、平成24年に都市計画が変更され、一気に具体化するようになりました。地権者の皆さんには区画整理事業の趣旨を理解していただけたので、比較的スムーズに事業のスタートを切ることができました。 首都圏で鉄道3線が集まる駅の周辺に大きな土地があるというのはとても貴重ですから、次世代のためにその価値を最大限に生かしていきたいという気持ちで、組合としても取り組んできた事業です。 まちが整備されて、それで完了というわけではありません。より良い環境にするために、積極的にまちづくりを進めていく責任が私たちにはあります。その 西口地区の土地区画整理事業で中心的な役割を担ってきた山﨑日出雄さん。事業の意義や、これからの西口地区のまちづくりについて聞きました。ために、今後のまちの管理・運営を行う「海老名扇町エリアマネジメント」という一般社団法人を立ち上げました。西口地区に誕生した扇町は、県内でも市内でも中央に位置します。私たちは「扇の要」として、しっかりとまちに関わっていこうと思います。 将来は、相模三川公園やサイクリングロードでのレジャー、田んぼや畑での農業体験といった活動ともリンクさせて、家族揃って楽しめるようなエリアにしていきたいですね。 大正末期から相次いで建設されてきた海老名市内を通る各鉄道。建設当初は相模川の砂利運搬を主な役割としていました。戦後、高度成長期には各鉄道間の乗り換えの改善や駅施設の拡張整備が行われていきました。大正10年 相模鉄道(現JR相模線)茅ヶ崎?寒川間と貨物線開通大正15年 神中鉄道(現相模鉄道)二俣川?厚木間開通昭和2年 小田原急行鉄道(現小田急電鉄)新宿?小田原間開通昭和6年 相模鉄道(現JR相模線)全線開通昭和8年 神中鉄道(現相模鉄道)全線開通昭和16年 神中鉄道(現相模鉄道)海老名駅設置昭和18年 相模鉄道(株)が神中鉄道(株)を吸収合併昭和19年 国鉄が相模鉄道(現JR相模線)茅ヶ崎?橋本間と貨物線を買収昭和47年 小田急電鉄の海老名電車基地使用開始山﨑 日出雄さん海老名駅西口土地区画整理組合 副理事長一般社団法人 海老名扇町エリアマネジメント 代表理事▲社家付近を走る相模線最後の蒸気機関車(昭和40年)海老名駅の変遷