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概要

広報えびな

岩手県宮城県福島県大槌町石巻市相馬市6広報えびな2016年3月1日号私自身、被災地への派遣は平成24年度の宮城県石巻市に続き2回目になります。現地で目の当たりにする被害状況は、被災地ごとに大分違います。特に大槌町は中心市街地が津波被害にあっていることからゼロからの再生という点で課題も多く、一つ一つ解決しなければなりません。時間的な余裕もないことから、適切な判断をするための調整がかなり大変だと感じています。担当業務は、介護保険や高齢者施策全般に関することで、現在は私も仮設住宅に居住し、役場へ通っています。前回の派遣時にも感じ?派遣先/岩手県上かみ閉へい伊郡ぐん大槌町森川浩次担当/民生部長寿課長?派遣先/宮城県石巻市高島常康担当/財務部資産税課土地グループ主幹石巻市で固定資産税(土地)の評価に関する業務を行っています。不動産登記の異動や農地転用許可などで利用状況に変更が見込まれる土地をはじめ、担当する地区全部の土地を調査しています。海老名市から石巻市へのたことですが、現地で生活すると東北の人たちの人情味にあふれた優しく温かい人柄を実感します。被災地では、現在も全国の自治体から派遣された応援職員が現地の職員とともに業務にあたっています。今年度、海老名市からは3人の職員を現地に派遣しています。3人は復興の現場でどのような業務につき、どのようなことを感じているのか。派遣先からの報告です。被災地支援報告ゼロからの再生適切な判断と調整が要風化させぬためにも現地へ心のこもった「ありがとう」という言葉。もしも逆の立場になった時、自分は自然に感謝の気持ちを発することができるだろうか…、と自問自答することもあります。大槌町に限らず、被災地の人的支援はこれからも継続していく必要があると感じています。最終的には、地元の職員のみで仕事を進めていかなくてはならないので、しっかりと伝えていくことが重要であると思っています。大槌町では、災害公営住宅や消防庁舎の完成、小中一貫校の建設など、目に見える形での復興も進んでいます。新巻き鮭発祥の地でもあり、町内のいたる所から湧水が湧き出す美しい町です。1日も早い復興に向け、私も尽力したいと思っています。がんばっぺし!