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概要

広報えびな

広報えびな2 016年9月1日号 2大切なものを守るため今できる防災・減災対策9 月1日は防災の日 災害は対岸の火事ではありません。いつ起こるか分からない災害に対して「自分は大丈夫」と思わず、防災・減災の備えをすることが不可欠です。防災・減災対策の基本は、自分たちの身は自分たちで守る「自助」、地域で互いに助け合う「共助」、行政機関が行う「公助」の3つ。もしもの時に、これらが連携し合うことが、自分の命を守り、生活を守るための重要なポイントになります。 地震発生時、被害の大きな割合を占めるといわれているのが火災です。 地震により同時多発的に火災が発生した場合、消防だけでは全ての火災に対応することができないため、大火災に発展する恐れがあります。そのため、各家庭での消火器の常備や地域による初期消火が大変重要になります。 不意の火災に対応するため、市は市内約800カ所に街路消火器を設置しています。 地震が発生し、避難所などに向かう途中、すぐ近くで「火事だ!」の声。自分の目の前には街路消火器がある。そんな時、迷わず消火器を使うことができますか。 街路消火器は、公園の入り口付近や道路脇などに設置してあります。市が設置している街路消火器は中に粉状の消火薬剤が入った「10型粉末消火器」という種類で、普通火災、油火災、電気火災の全てに対応できる消火器です。大きさによって違いますが、届く距離はおおむね5㍍前後、放出時間はおおむね15 秒前後です。 消火器を使用した初期消火の成功率は7割以上といわれています。いざという時、初期消火活動を確実に行うために、日頃から地域の街路消火器の位置を確認しておくとともに、消火器の正しい使い方を心得ておきましょう。地震災害被害の多くは火災消火器、使えますか危機管理課 ?(235)4790