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概要

広報えびな

備える買い足す食べる広報えびな2 016年9月1日号 4 避難所物資は非常用です。全ての方に食料などが行き届くとは限りません。各家庭でも非常用持ち出し袋を必ず用意しておいてください。 また、ライフラインが途絶えた中での自宅待機を想定した飲料水や食料などの備蓄、家族などとの連絡方法の確認、家の中や塀の安全対策など、ご自身でできる対策の見直しをお願いします。 日常生活の中で使う食材を多めに常備しながら普段の生活の中でも使用し、消費した分を買い足していく「ローリングストック」も有効です。この方法は、家族の好きなものをそろえられるので、災害時の緊張状態をほぐすことにもつながります。 ブロック塀の倒壊は、災害時の避難や救助・消火活動の妨げになることがあります。所有者の責任で、日頃から倒壊予防などの管理を行うことが必要です。 住宅の外構などに使われているブロック塀は、道路に沿って設置されているものがほとんどで、種類もさまざまあります。しかし、経年劣化による傾きやひび割れ、鉄筋が入っていないなど、安全性に欠けるものも多くあるのが現状です。ことし4月に発生した熊本地震でも、倒壊したブロック塀の下敷きになったことが原因で亡くなった方がいました。 自宅のブロック塀に気に掛かる点がある方は、一般社団法人全国建築コンクリートブロック工業会のホームページ内「ブロック塀の診断カルテ」を参考に、点検・管理を行ってください。 生け垣はブロック塀のように倒壊する危険性が低く、災害対策としても有効であり、緑豊かなまちづくりにもつながります。 住宅地に新たに生け垣を設置する場合は、「生垣設置奨励制度」をご活用ください。この制度は、樹木の種類など一定の条件を満たすものについて、生け垣の長さ1㍍につき7000円(上限14万円)を交付する制度です。同制度に関する詳細は、環境みどり課(?235・4913)へお問い合わせください。ブロック塀の安全点検を生垣設置奨励制度「自助」の備えは万全に▲ローリングストックで安心の備えを