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概要

広報えびな

3 広報えびな2 017年3月1日号 市は、大型防災備蓄倉庫に25万食の非常食や資機材などの物資を備蓄しています。大型防災備蓄倉庫は、北部地区(上今泉)・中部地区(大谷北)・南部地区(杉久保北)の3カ所にあります。 海老名駅西口のまちづくりなどにより、市外から海老名に来訪する方が急増しています。震災時は鉄道が止まり、大勢の駅滞留者が発生することが予測されます。今後は、海老名駅周辺の商業施設や鉄道事業者などの関係機関とともに帰宅困難者対策を調整するほか、文化会館など、一時滞在所の開設も含めた訓練を行う予定です。 「プッシュ型支援」とは、被災自治体の要請を待たずに国が発動する物資支援策の一つです。平成28年4月に発生した熊本地震から、この方法が取られるようになりました。これは、被災自治体の救援物資要請を待たずに、国が直接被災地に物資を送る支援の形です。非常食や飲料水、携帯トイレなどの膨大な物資の処理に対応するため、市では今後、南部大型防災備蓄倉庫の隣地を整備する計画です。ます。地域と行政、学校関係者などが協力しながら、受け付けをはじめ、仮設トイレの組み立てや炊き出しなど、一連の作業を実践します。この訓練を継続し、今後は地域主体の避難所運営を目指します。 電気器具の転倒による火災や、停電後の復旧時に発生する通電火災などを防ぐため、市では、自治会へ感震ブレーカーの設置補助を行います。現在、住宅密集地が多い東柏ケ谷の一部をモデル地区に選定し、希望世帯に設置しています。25万食の非常食を備蓄帰宅困難者対策が課題支援受け入れの新たな形「プッシュ型支援」に備えてモデル地区に感震ブレーカー設置補助▲南部大型防災備蓄倉庫▲震度5以上の地震でボールが落ち、その重みでブレーカーが落ちる仕組み