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概要

広報えびな

広報えびな2 017年3月1日号 4 〝出したい〟時に、水が使えずいつものようにトイレが使えない、仮設トイレも大混雑、という状況はとても苦痛です。トイレに関するストレスを少しでも減らすため、各家庭で便袋を必ず常備しましょう。便袋は、高速吸水シートタイプや使用後に凝固剤を入れるタイプが主流です。これらは、ごみ収集が再開した時点で燃えるごみとして出すことができます。 避難所物資は非常用です。全ての方に行き渡るとは限りません。食料・飲料は必ず家族の人数分用意しておきましょう。?1人1日3リットルを目安に3日分以上の飲料水?3日分以上の食料としてご飯(アルファ化米など)・ビスケット・チョコレート・乾パンなどの非常食?便袋・トイレットペーパー・ティッシュペーパー・マッチ・ろうそく・カセットコンロなど 公助には限界があることが近年の教訓で分かっています。災害発生後には、ライフラインが途絶え、消防車や救急車もすぐに動けないという事態も想定されます。また、職員自身も被災しますので、どれくらいの人数が参集できるのかも分かりません。 東日本大震災クラスの災害が海老名を襲った時にも、市は「日頃からこういう体制を取っているから大丈夫です」と胸を張って皆さんに言えるよう、これからも各種取り組みの充実を図りたいと思います。 市は2?5ページで紹介 住宅の耐震強度を上げれば自宅倒壊の可能性が低くなります。また、家屋の倒壊により緊急車両が通れなくなることも少なくなります。一定の住宅に対し、耐震診断・耐震改修費用の補助制度もありますので、ぜひ活用ください。昭和56年6月より前に建築工事に着手した2階建て以下の木造住宅などが対象。申請条件などの詳細は、都市計画課(?235・9392)へ。 自宅の損傷が少なかった場合は、避難所へ行かず自力で生活が続けられるよう、特に備えておきたい自助の一部を紹介します。〝出す〟時のストレスはできるだけ少なく便袋の備えは必須です食料・飲料は3日分以上を一人ひとりの意識と心掛けが、自分と大切な人を守ります住宅の耐震強度を上げて自宅倒壊を防ぎましょう「自宅で生活できる」が理想?凝固剤タイプ 凝固剤をかけて固めるもの▲高速吸水シートタイプ 広げるだけで使用でき、使用後はそのまま捨てられる。便袋と吸水シートが一体になったもの