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概要

広報えびな

7 広報えびな2 017年4月1日号 将来の公共施設のあり方を検討し、再編・適正化を進めるための基本的な考え方や取り組みの方向性を定めた「海老名市公共施設再編(適正化)計画」を策定しました。本計画を「持続可能な公共施設マネジメント指針」として、公共施設の適正配置と効率的な運営に向けた取り組みを始めます。 市が保有する公共施設の約半分は、高度経済成長期に建設されたもので、建設から30年以上が経過しています。今後、公共施設の多くが大規模改修や更新時期を迎えることから、多額の費用が必要となり、施設の維持や更新にかかる費用も大きな負担となっていくことが予想されています。そのため、施設の統廃合や多機能化、複合化を進めて財政負担の軽減を図るだけではなく、現状の行政サービスを維持しながら、高齢者福祉や子育て支援など、多様化する市民ニーズにも対応していくことを基本としています。 なお、本計画は40年間を見据えた内容で、短期10年以内、中長期20年以内、超長期40年前後の3期に分けて、必要な方策を整理しています。 今後は各施設ごとに、市民の皆さんの意見に耳を傾けながら、再編に向けた計画策定を行っていきます。 本計画は、市ホームページや市役所1階情報公開コーナーなどで閲覧できます。皆さんのご理解とご協力をお願いします。市民利用施設においては、行政が責任を持ってサービスの提供を行います。また、民間等も含む様々な主体とも連携して質の高いサービス提供に努め、市民サービスの向上に取り組みます。施設面積の約半数を占める小中学校は、人口動向や地域コミュニティにおける学校の役割などを考慮した長期的な観点から統廃合や多機能化を推進し、適正規模での配置を行います。新規施設の整備は、市民の安全確保を図る場合や厳選したニーズに対応する場合に行います。既存施設の点検等を継続的に実施し、財政的な制約に対応するために長期的な視点から検討し、必要な大規模改修・更新を実施します。既存施設の統廃合、複合化などにより施設面積の削減に取り組み、長期的にみた施設の保有総量を現状より20%程度抑制します。利用の低迷や設置当初の目的を果たした施設については、早期に今後の取扱を検討します。市民利用施設におけるサービスのあり方の方針方針5方針1方針3方針2方針4市民利用施設の整備・維持管理の方針公共施設再編(適正化)計画を策定しました企画財政課?(235)4634