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概要

広報えびな

3 広報えびな2017年5月15日号桐生行雄さん 海老名市民生委員児童委員協議会会長。中部地区(国分寺台・浜田町・大谷)担当。息抜きはウオーキング活動パネル展を開催 民生委員制度創設100周年を記念し海老名市民生委員の歴史を展示。ぜひお越しください。?期間 5月15日?~19日?    10時~15時?会場 市役所エントランスホール現役民生委員が語る主な活動 一番多いのは高齢者の見守りです。相談の中で本人・家族からの発信を受けて見守り活動が始まります。 私の担当地区は、高齢化率が約40%。70歳代の男性を中心とした約20世帯を見守っています。「雨戸は開いているかな」「洗濯物は干してあるかな」「部屋の電気は付いているかな」…。いろいろ気に掛けながら地域を回ります。 一人暮らしの方、高齢者世帯、日中独居の方など世帯形態はさまざまなため、活動はケースバイケースです。程よい距離感から見守ることもあればインターホンを鳴らしお茶会に誘うこともありますが、面識のない方に突然訪問するようなことはあまりありません。 それまで元気だったのに、体調を崩してから家も生活も荒れ放題になってしまった高齢者がいました。また、俗にいう「ごみ屋敷」の問題や、空き家問題など、民生委員をやっているとさまざまな相談が寄せられます。しかし私たちは、それぞれの問題に対応できる専門家ではないので、そんな時は行政や専門機関をつなぐ「パイプ役」となり、連携しながら問題解決を図ります。 少子高齢化や核家族化などの進行により、昔あったような隣近所の関係が希薄になりつつあります。日頃から、挨拶や声掛けで互いに気に掛け、「顔の見える関係」を築くことができれば、住み慣れた地域で自分らしく安心して暮らしていけます。 このような地域づくりのために私たち民生委員がいます。自じ助じょ・共きょう助じょ・公こう助じょという言葉がありますが、民生委員では、さらに「近きんじょ助」の精神で活動しています。 市内には156人の民生委員がいます。児童福祉専門の主任児童委員12人を除いた144人それぞれに担当地区が割り当てられます。行政が把握しきれない地域の実情や特性に通じているので、埋もれがちな悩み事や問題を見逃さないよう解決の手助けをします。 民生委員は地域の皆さんの相談役です。高齢者だけではなく、障がいのある方・子育て世代の方・お子さんなど、どなたでも結構です。心配な事、不安な事、何かあったら気軽に声を掛けてください。民生委員には法による守秘義務があります。秘密は必ず守りますので安心してください。活動の要は地域の見守り近くの人が近くの人を助ける「近きんじょ助」の精神で活動144分の1地区を担当専門機関へのパイプ役私たちは皆さんの相談役です相談はお気軽に