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概要

広報えびな

広報えびな2 017年9月1日号 2 現実的に我が身の事として〝避難〟を考えたことはありますか。どこでどんな災害に遭うかによってはもちろん、災害の種類や避難する人に応じて、自治体ごとに内容が設定されています。その中でも今回は、避難に関わるよく似た二つのマークに注目し、その違いと役割をご案内します。危機管理課?(235)4790 『避難場所』は「避難する場所」、『避難所』は「避難する所」。「読んで字のごとく」と多くの皆さんは思うでしょう。それでは「場所」と「所」の違いは何でしょうか。 名称もマークも似ていますが、実は全く別の概念で存在しています。『避難場所』は、身の危険が迫った震災時などに一時的に避難するスペースで、誰でも入ることができる公園など屋外の広い場所。『避難所』は、災害などで安全に自宅に居住できなくなった場合に一定期間使用できる学校などの屋内スペースです。 「いざ避難」という場面がいつ訪れるか分かりません。その時、少しでも冷静な行動ができるよう正確な防災知識を身につけましょう。災害時の〝避難〟を考える「避難場所」と「避難所」の違いを知っておこう避 難 場 所 海老名市では、地震などで火災が延焼拡大して地域全体が危険になった時、火の手から緊急的に身を守るための場所を『避難場所』としています。火災が延焼拡大した場合の輻ふく射熱から身を保護するのに十分な広さを持つ場所、身の周辺や地域全体が危険な状態になったとき、またはそのおそれがあるときに避難する場所です。市の呼称広域避難場所一時避難場所役割身を守る場所屋外滞在できる時間一時的備蓄なし配給なし仮設トイレなし市内の避難場所史跡相模国分寺跡・大谷近隣公園・北部公園・小中学校校庭・地域の公園など数広域避難場所(19カ所)一時避難場所(169カ所)9月1日は防災の日