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概要

広報えびな

広報えびな2 017年10月1日号 4 河原口坊中遺跡から発見されたものなどから当時の人々の暮らしを想像し、弥生時代の特徴をおさらいしてみよう。弥生時代といえば?  何年前のこと? 紀元前5世紀~紀元3世紀頃とされる。科学的測定により、はじまりが紀元前10世紀までさかのぼるという見解も。  土器 弥生土器はデザインがシンプル。縄目模様の縄文土器よりも薄いものが多く、土器を作る技術が進化していたことが分かる。貯蔵用のつぼや食べ物を盛るための高たか坏つきなど、この時代から各用途ごとに種類が豊富になる。  くらし 稲作文化が大陸や朝鮮半島から伝わり、水田耕作を始めたのもこの時代とされている。同時に稲作に使う農具も発達した。  たてもの 地面を掘りくぼめて柱を立てる形の、竪たて穴あな式しき住居に住んでいた。河原口坊中遺跡からは、はしごやねずみ返しが見つかっていることから、稲を保管するための高たか床ゆか式しき倉庫が建っていた可能性も。  こころ 占いに使用するトぼっ骨こつやアクセサリーの勾まが玉たま、ガラス玉も見つかっている。海老名にも卑ひ 弥み呼このように祈りやまじないをする人がいたのかも。 編みかごは、上段・中段・下段・底部分と太さの違う材料で、編み方を変えて作られていたよ。とっても手先が器用だったんだね。 シカの肩の骨などに焼けた棒を点状に押し付けて、どんな色になるか、ひびがどう入るかを見て占いをした、と考えられているよ。2000年前の人たちも、私たちと同じように、祈りや占いをする〝心〟を持っていたんだね。 ほぼ完全な形で出土した貴重な例だよ。県内では3個見つかっていて、なんとこのうちの2個が海老名で出土したんだ。編みかご手先が器用!!たくさんの丸い模様は何のため!?トぼっこつ小 骨 しょう銅どうたく鐸 植物の皮で編みこまれたかご。調査の結果、竹笹類でできているということが分かりました。 シカの骨で占いの道具として使ったもの。弥生時代に中国大陸から日本列島に伝わったとされています。 祭りで使われた道具の一つ。内部の形から音を鳴らすものと考えられています。4.1cm河原口坊中遺跡出土品:神奈川県教育委員会所蔵 写真:神奈川県教育委員会提供5.1cm8.1cm19.3cm