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概要

広報えびな

5 広報えびな2 017年11月1日号加入率低下の悩み元気なまちづくりは横のつながり地元企業との連携地域の元気が海老名の元気インタビュー①オープンな自治会へとで。PRすることで、地元企業と住民のつながりにもなる。 地元企業とは良いお付き合いができていると思います。この前は、食堂を借りて「敬老の集い」を行いました。イベントの時に車を貸してもらうこともあるんですよ。だきました。お昼は自治会ごとに取るのですが、地元企業提供のレトルトカレーを食べる自治会もあれば、トン汁を炊く自治会も。万が一の災害時の対応訓練も含めてやってるんですよ。どの自治会も工夫していろいろ考えています。 ことしは、うちの自治会が優勝したんですよ。 自治会としての悩みは、アパートに住む人たちの加入が少ないこ 地域には3人の民生委員さんがいるのですが、例えば、自治会に入っていない高齢の方に「敬老の集い」への参加を呼び掛けてもらって、それがきっかけで「じゃあ私も自治会に入ろうかな」っていうことが2件ばかりあった。雪 ことしからは新たな試みで、自治会報で地元企業の紹介を始めました。この地域に、新幹線とかエアバスの部品やシートを製造する企業があるなんて知らないでしょう。だから地域の皆さんに地元企業の仕事を知ってもらおうってこが降ったある日には、玄関先の雪かきがされていないことを不審に思って訪ねたら家で倒れていた高齢者を発見した、なんてこともありました。たまたま民生委員さんの見守り対象者だったことが幸いした一例です。ほかに、〝市民レク〟のリーダー的な存在の〝青健連〟さんには、種目などを全部考えていただけるのでとても助かっています。また、何かある時は他の自治会に呼び掛ければ、顔見知りだからすぐに話がまとまる。人間関係ができているからね。 コミュニケーションと連携の大きな場として地区の「連絡協議会」というのもあるんですよ。4自治会・学校・PTA・長寿会など各分野全部の集まりが年に3回くらいあって学校で会議をします。ここは昔からこういうコミュニティーがあったんですよ。 こうしていろいろな団体や組織と連携して、初めて元気なまちづくりができると思うんです。 この地域には絵手紙や野菜づくりなど、趣味でいろんなことをやっている人がたくさんいます。例えばそういう人たちのために会館をオープンマーケットにして、作った物などを売って、それが材料費の足しになるとか、励みの場所として提供できたらいいなと思います。長寿会にも何人か野菜を作っている人がいるから、「販売した方がいいんじゃない?」って。良い作品を作っている人がいるから、何らかの形で助けるというか、一緒にやることができたら。名人の掘り起こしのようなね。全部オープンにして、誰でも入ってこられるような自治会が将来的にできていったらいいなと思っています。と。昼は勤め、夜帰るライフスタイルの腰掛け的に住んでいる人が多いものですから。これがパーセントの引き下げになっています。お知らせなどはできるような形を取ってはいるのですが、やっぱり興味がないっていうのが一番なのかな。どこも一緒だとは思うけど、なかなか難しいところです。▲地元企業の食堂で行ったことしの「敬老の集い」▲地元企業提供のレトルトカレーをふるまう自治会も