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概要

広報えびな

9 広報えびな2 017年11月1日号財政健康診断結果は良好貯金と借金 10年前と比較すると、貯金残額が減り、ローン残高が増えていることが分かります。県内市( 政令市を除く16市)の中で、市民1人当たりの貯金残額は6番目に多く、市民1人当たりのローン残高は最も少ない金額です。 財政健全化法に基づき、市の財政状況の「健康診断」を行っています。診断は「健全化判断比率」に基づいて行い、「一般会計」のほか、4項目の「特別会計」を全てを合わせたものが判断材料になります。 財政健全化法では「早期健全化基準」を超えると「経過観察」と判断されます。平成28年度の市の健全化判断比率は、基準を大きく下回り、診断の結果、健康状態は良好と判断されました。健全化判断比率早期健全化基準実質赤字比率-(赤字なし) 12.19%連結実質赤字比率-(赤字なし) 17.19%実質公債費比率 0.9% 25.0%将来負担比率10.8% 350.0%年収500万円だとしたら・・・平成28年度平成18年度貯金残額(基金) 77 万円 92 万円ローン残高(市債) 340 万円 287 万円5年連続の増加となるなど順調に推移しています。 歳出は、人件費・扶助費・公債費などの義務的経費がいずれも増加した中で、特に扶助費が大きく増加しました。義務的経費は今後も増加が見込まれ、引き続き注視が必要です。 新たなまちづくりを推進するため、基金4億6800万円と市債19億2000万をバランスに留意しながら活用しました。市民1人当たりの基金(貯金)・市債(借金)の残高は良好で、政令市を除く県内16市の中で、市民1人当たりの基金残高は4万4035円と6番目に多く、特別会計分を含めた市民1人当たりの市債残高は30万7936円と最も少ない金額となる見込みです。 なお、歳入歳出決算額の差額14億8100万円のうち、3億8500万円は平成29年度への継続事業の財源となり、実質収支額10億9600万円を繰越金として29年度予算の収入としました。 歳入は397億6100万円、歳出は382億8100万円となり、普通建設事業費の減少などにより、歳入・歳出ともに前年度を下回りました。市税は、ふるさと納税による税額控除の影響があったものの、個人市民税・法人市民税・固定資産税がいずれも増加したことにより、平成28年度一般会計決算 解説歳出382億8,100万円歳入397億6,100万円