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概要

広報えびな

広報えびな2018年3月1日号 6 昨年、千葉県を中心に振り込め詐欺を繰り返していた詐欺師を海老名市内のコンビニで逮捕しました。これは不審な若者がいると市民の方からの通報で逮捕につながった一例です。市民の皆さんからの不審者情報はとても大事です。間違いでも構いませんので、何かありましたらお気軽に警察署まで情報をお寄せください。被害の防止、犯人の検挙にご協力をお願いします。 県内・市内ともに被害者の約80㌫が60歳以上の女性です。男性に比べて在宅率が高く、息子などの家族を装った電話に耳を傾けやすいことなどの要因が考えられます。融機関に出向く必要がないため、犯行に要する時間が極めて短く、第三者による声掛けも難しい詐欺です。対大丈夫」という根拠のない自信が一番危険。そういう人ほど詐欺師の巧みな心理戦術に引っかかっているのが実情です。なく、「私をだます電話が必ずかかってくる」と思っていれば、冷静な対応ができるでしょう。 海老名警察署でも悪質化する詐欺に対し、体制を整えていますが、やはり最後に身を守るのは自分自身です。ポイントは固定電話。基本的に詐欺師は固定電話に電話をかけてきます。そして、被害者に考える隙を与えないよう「警察です」「銀行協会です」と矢継ぎ早にだましにかかる。一番の対策は「在宅中も留守番電話に設定する」こと。これでは詐欺師は交渉ができません。すぐに電話に出ないで、留守番電話に切り替わるまでひと呼吸置きましょう。また、不意の電話は冷静さを欠くことがあります。常日頃から「私は大丈夫」では 振り込め詐欺の被害が依然増え続け、その手口が年々巧妙化していることはほとんどの方がご存じだと思います。それにもかかわらず、非常に多くの人がだまされる。ATMに「還付金は受け取れません!」と貼り紙がしてあるのに振り込んでしまう。年々巧妙化する手口に知識が追いつかないんですよね。相手は詐欺師です。「私は絶 今は振り込め詐欺の主流が「振り込み」から「受け取り」へ変わってきています。その中でも多いのは「劇場型」。昨年、海老名署管内で起こった被害の半数はこの「劇場型」でした。デパート店員・警察官・銀行協会職員などを装う犯行グループが電話で「キャッシュカードが悪用されている」と不安をあおってカードの再発行を促します。臨場感のある電話が次から次へとかかってくるので相手のペースに引き込まれ、最終的にはカードを渡してしまう。「あれ?」と思った時には詐欺師から現金を引き出されています。被害者が金間違いでも大丈夫まずは一報を高齢の女性はターゲットになりやすいポイントは固定電話の留守番電話設定一番危険なのは「私は大丈夫」と思っている人海老名市の被害の半分が「劇場型」「だます電話がかかってくる」が冷静な対応につながる海老名警察署 米川僚一署長お気軽に海老名警察署へ相談を